2017年12月17日日曜日

図鑑No.027, 028 サンド、サンドパン

○サンド

図鑑No.027



重さ:12.0 kg 高さ:0.6 m

アルマジロのような外見をしたポケモンです。


黄色いレンガ状の模様の外皮が特徴的なねずみポケモン。 外皮に覆われていない鼻先から腹部にかけては白く、3本の爪が生えた腕と2本の長い爪を生やした足は外皮に覆われている。目は黒く、瞳は白い。

雨が少ない乾燥地帯や砂漠地帯に、両手・両足の爪で深い巣穴を掘って生息している。 体が水分を無駄なく吸収する構造になっている為、水が少なくても活動できる。 身に危険が迫るとアルマジロのように体を丸めて身を守る。 サンドの外皮はとても固くできており、高所から落ちてもバウンドして衝撃を受け止められる。
~ポケモンwiki~

外見だけかと思ったら生態までアルマジロそのままでした。

因みにサンドは体を丸めることができるようですが、20種類程のアルマジロの中で、体を
完全に丸めることができるのはわずか2種類だそうです。
サンドはレアなアルマジロですね。

また、現実の世界でアルマジロは拳銃の弾を跳ね返したという事件が起きるほど外皮が固いため、サンドの防御力の高さがうかがえます。


さて、そんなサンドにはアローラのすがたがあります。

砂漠地帯に住んでいたが、噴火により雪山に追われ、その環境に適応した。氷の外殻を持つ。
鋼の甲羅はとても頑丈だが硬すぎて身体を丸めることができない。氷の上でサンドを滑らせその距離を競う。古来から続くアローラの祭りの ひとつ。
ポケモンwiki~

アローラのサンドは、身体を丸めることができな多数派のアルマジロのようです。

また、生息域が寒い地域になったことでサンドをカーリングのように滑らせる競技があるようですね。
そんなサンドの名前の由来は文字通り「sand:砂」から来ているようです。

英語では外見のネズミが加わっています。

「sand:砂」+「shrew:トガリネズミ」 ⇒ 「Sandshrew」


○サンドパン

図鑑No.006



重さ:29.5 kg 高さ:1.0 m


サンドの進化形。より防御力の高そうな外見ですね。

全身を覆っていた外皮はなくなり、代わりに後頭部から背中、尾の根元までを茶色いトゲがびっしりと覆っている。
トゲが生えている箇所以外の体色は進化前と変わっていない。耳は細長くなり額には体色と同じ色のトゲが1本生えている。 腕が細くなったと同時に手の部分が大きくなり、長い2本の爪が生えている。
 進化前と同様に体を丸めて防御を行う習性があるが、その状態になったサンドパンはトゲだらけのボールのようになっており、 うかつに手を出してトゲが刺さって怯んだ敵に跳びかかって長い爪で引っかく奇襲を行ったり、この状態で転がることで体当たりや逃走を行う。 丸まった状態での体当たりは鋭いトゲが刺さるため非常に痛い。
長く鋭い爪の恩恵か木を登る事ができるようになり、敵の頭上から丸まった状態で襲い掛かる事もある。 この丸くなる行動は、気温の高い日中での活動の時に日射病にかからないように行う時もある。
 丸まっていない時は全速力で走り回ることで砂煙を巻き上げ、自分の体をその煙に隠す。 この習性は特性の面でも活かされている(すながくれ)。
 トゲは皮膚が硬くなったもので、1年に1回古いトゲが抜けて新しいトゲが生えてくる生え変わりの時期がある。 その時期以外で穴掘りなどで爪やトゲが折れた時は一日で伸びて元通りにする。

~ポケモンwiki~

サンドパンは攻撃的な生態を持つヤマアラシをモチーフにしたと思われますが、ヤマアラシの場合はその特徴であるトゲは毛が硬くなっているため、皮膚が硬くなったサンドパンとは異なります。

そうすると、気になる部分として、トゲが折れた時に一日で元通りという点です。


毛であればすぐ生えてくるというのはわかりますが、皮膚が一日で元通りというのは再生速度が非常に早く感じますね。


防御力だけでなく再生能力も高いサンドパンは優秀かもしれません。


そんなサンドパンのアローラのすがたです。


背中のトゲが氷に覆われ、より大きく発達した。重さは元の姿よりかなり増えており動きも遅くなったが、逆に雪山ではかぎつめを利用して素早く移動することができる。
火山噴火から逃れるうちに雪山に棲みつくようになった。雪しぶきをあげ雪原を駆ける。
鋼の針を氷がおおう。刺さると深い傷と一緒に凍傷にもなってしまうぞ。

                                             ~ポケモンwiki~
背中のトゲが氷に覆われたおかげでだいぶ体重が増えています。

  通常:29.5 kg ⇒ アローラのすがた:55.0 kg


増えすぎですね。

明らかに増えすぎです。
ほぼ体重倍になっていますから。

そんなになるまで放っておくなという気がしますが。

しかも、覆われた氷に関しても個体差とかほとんどないんですね。

名前の由来です。

「sand:砂」+「pangolin:センザンコウ」 ⇒ 「サンドパン」


※センザンコウ:アリクイやアルマジロと似た外見を持つ哺乳類。

また、ダジャレ的な要素もあるようです。

「サンド:サンドイッチの略」+「パン」 ⇒ 「サンドパン」


英語版は少しかっこいいです。

「sand:砂」+「slash:切り付ける」 ⇒ 「Sandslash」