2017年12月17日日曜日

図鑑No.027, 028 サンド、サンドパン

○サンド

図鑑No.027



重さ:12.0 kg 高さ:0.6 m

アルマジロのような外見をしたポケモンです。


黄色いレンガ状の模様の外皮が特徴的なねずみポケモン。 外皮に覆われていない鼻先から腹部にかけては白く、3本の爪が生えた腕と2本の長い爪を生やした足は外皮に覆われている。目は黒く、瞳は白い。

雨が少ない乾燥地帯や砂漠地帯に、両手・両足の爪で深い巣穴を掘って生息している。 体が水分を無駄なく吸収する構造になっている為、水が少なくても活動できる。 身に危険が迫るとアルマジロのように体を丸めて身を守る。 サンドの外皮はとても固くできており、高所から落ちてもバウンドして衝撃を受け止められる。
~ポケモンwiki~

外見だけかと思ったら生態までアルマジロそのままでした。

因みにサンドは体を丸めることができるようですが、20種類程のアルマジロの中で、体を
完全に丸めることができるのはわずか2種類だそうです。
サンドはレアなアルマジロですね。

また、現実の世界でアルマジロは拳銃の弾を跳ね返したという事件が起きるほど外皮が固いため、サンドの防御力の高さがうかがえます。


さて、そんなサンドにはアローラのすがたがあります。

砂漠地帯に住んでいたが、噴火により雪山に追われ、その環境に適応した。氷の外殻を持つ。
鋼の甲羅はとても頑丈だが硬すぎて身体を丸めることができない。氷の上でサンドを滑らせその距離を競う。古来から続くアローラの祭りの ひとつ。
ポケモンwiki~

アローラのサンドは、身体を丸めることができな多数派のアルマジロのようです。

また、生息域が寒い地域になったことでサンドをカーリングのように滑らせる競技があるようですね。
そんなサンドの名前の由来は文字通り「sand:砂」から来ているようです。

英語では外見のネズミが加わっています。

「sand:砂」+「shrew:トガリネズミ」 ⇒ 「Sandshrew」


○サンドパン

図鑑No.006



重さ:29.5 kg 高さ:1.0 m


サンドの進化形。より防御力の高そうな外見ですね。

全身を覆っていた外皮はなくなり、代わりに後頭部から背中、尾の根元までを茶色いトゲがびっしりと覆っている。
トゲが生えている箇所以外の体色は進化前と変わっていない。耳は細長くなり額には体色と同じ色のトゲが1本生えている。 腕が細くなったと同時に手の部分が大きくなり、長い2本の爪が生えている。
 進化前と同様に体を丸めて防御を行う習性があるが、その状態になったサンドパンはトゲだらけのボールのようになっており、 うかつに手を出してトゲが刺さって怯んだ敵に跳びかかって長い爪で引っかく奇襲を行ったり、この状態で転がることで体当たりや逃走を行う。 丸まった状態での体当たりは鋭いトゲが刺さるため非常に痛い。
長く鋭い爪の恩恵か木を登る事ができるようになり、敵の頭上から丸まった状態で襲い掛かる事もある。 この丸くなる行動は、気温の高い日中での活動の時に日射病にかからないように行う時もある。
 丸まっていない時は全速力で走り回ることで砂煙を巻き上げ、自分の体をその煙に隠す。 この習性は特性の面でも活かされている(すながくれ)。
 トゲは皮膚が硬くなったもので、1年に1回古いトゲが抜けて新しいトゲが生えてくる生え変わりの時期がある。 その時期以外で穴掘りなどで爪やトゲが折れた時は一日で伸びて元通りにする。

~ポケモンwiki~

サンドパンは攻撃的な生態を持つヤマアラシをモチーフにしたと思われますが、ヤマアラシの場合はその特徴であるトゲは毛が硬くなっているため、皮膚が硬くなったサンドパンとは異なります。

そうすると、気になる部分として、トゲが折れた時に一日で元通りという点です。


毛であればすぐ生えてくるというのはわかりますが、皮膚が一日で元通りというのは再生速度が非常に早く感じますね。


防御力だけでなく再生能力も高いサンドパンは優秀かもしれません。


そんなサンドパンのアローラのすがたです。


背中のトゲが氷に覆われ、より大きく発達した。重さは元の姿よりかなり増えており動きも遅くなったが、逆に雪山ではかぎつめを利用して素早く移動することができる。
火山噴火から逃れるうちに雪山に棲みつくようになった。雪しぶきをあげ雪原を駆ける。
鋼の針を氷がおおう。刺さると深い傷と一緒に凍傷にもなってしまうぞ。

                                             ~ポケモンwiki~
背中のトゲが氷に覆われたおかげでだいぶ体重が増えています。

  通常:29.5 kg ⇒ アローラのすがた:55.0 kg


増えすぎですね。

明らかに増えすぎです。
ほぼ体重倍になっていますから。

そんなになるまで放っておくなという気がしますが。

しかも、覆われた氷に関しても個体差とかほとんどないんですね。

名前の由来です。

「sand:砂」+「pangolin:センザンコウ」 ⇒ 「サンドパン」


※センザンコウ:アリクイやアルマジロと似た外見を持つ哺乳類。

また、ダジャレ的な要素もあるようです。

「サンド:サンドイッチの略」+「パン」 ⇒ 「サンドパン」


英語版は少しかっこいいです。

「sand:砂」+「slash:切り付ける」 ⇒ 「Sandslash」

2017年11月13日月曜日

図鑑No.025, 026 ピカチュウ、ライチュウ

○ピカチュウ

図鑑No.025



重さ:6.0 kg 高さ:0.4 m

ポケモンの中で最も認知度が高く人気があるのではないでしょうか。


ハムスターのような容姿だが、耳はそれに比べて長い。体色は鮮やかな黄色で、背中には茶色の縞模様があり、耳の先は黒くなっている。赤い頬が目を引くが、ここには「電気袋」が備わっている。雌雄は、♀のみ尻尾の先が2つに分かれていることで判別できる。色違いの個体は体色が少し濃く、オレンジ色である。
電気袋は電気を溜め込む器官である。どのように充電をするのかは明らかになっていないが、睡眠との関係が示唆されている。弱った仲間に電気を分け与えたり、硬いきのみを電撃で焼いたり、電撃を放って敵を威嚇したりと、ピカチュウにとって電気は、元気の源でも、道具・武器でもある。稲妻型の尻尾も特徴的で、その根本は茶色い。尻尾によって周囲の気配を察知する能力がある。森を生息地としてきのみを食し、群れで生活をしている。
ニシノモリ教授によってライチュウへの進化についての研究が行われていた。また、ウツギ博士によって進化前のピチューの存在が確認された。
~ポケモンwiki~

「御三家」のように最初に選ばれるポケモンではなかったものの、その愛らしい外見から人気が非常に高く、アニメでは主人公のパートナー、ゲームではピカチュウバージョンも発売されるなど、ポケモンを象徴するキャラクターである。

そのため、イベントごとに様々なバージョンのピカチュウ(なみのり、そらをとぶ・・・)が登場しています。

ポケモンGOでも以下のピカチュウ達が期間限定で登場しています。
当然、進化したライチュウにも外見の特徴は反映されます。

○サンタピカチュウ



○とんがり帽子ピカチュウ(パーティピカチュウ)


○サトシの帽子ピカチュウ




ピカチュウが主人公のパートナーとなったのは、電撃技など見た目の派手さを備えつつ、女の子にも受け入れられるアイドル系のポケモンとして選ばれたという噂がある。
そんなピカチュウに関しては他にもいくつかの説があるようです。



○当初はしゃべる設定であった


ポケモンのアニメを見たことがある人ならご存知かと思うが、ポケモンの中には人の言葉を話すポケモンがいる。
ポケモンに登場する悪の犯罪組織であるロケット団のニャースなどが代表的な存在だ。

そのため、主人公のパートナーであるピカチュウの感情表現をわかりやすく伝えるべく言葉をしゃべらせる予定であったとのこと。

しかし、「ピカチュウの声優さんが鳴き声のトーンだけで的確に感情を表現してしまったた」、とか、「しゃべるとピカチュウの可愛らしさが失われてしまう」といった理由からボツになってしまったとか。



○ポリゴンを抹消


タイトルだけですと少し過剰かもしれませんが、ポケモンではアニメにおいて一度世間を騒がす事件が起きています。

第38話ピカチュウの「10まんボルト」という技の使用時に、二つの色を交互に点滅させ「パカパカ」というアニメの技法を用いたところ、テレビを見ていた子供達が不調を訴え病院に搬送されるといった事件が起きました。

この事件はポケモンショックとも呼ばれており、アニメは一旦打ち切りになってしまいました。

その後、子供達のポケモンに対するピュアな思いによってアニメは復活することになるのですが、事件が起きていた回に登場したポケモンが、その後のアニメで全く登場しなくなってしまったのです。

その可愛そうなポケモンとは・・・・

問題が起きた38話のタイトルにも名前があるように

「でんのうせんしポリゴン」

そう、ポリゴンです。その進化形についってもアニメでは登場しなくなってしまったようです。

ピカチュウのせいでとばっちりを食う形となってしまいました。




そんなピカチュウの名前の由来は、非常にシンプルです。

「光を表す擬態語の:ぴかぴか」+「ネズミの鳴き声:ちゅう」 ⇒ 「ピカチュウ」

多くのキャラクターの名前が日本語とその他言語では名称が異なる中、ピカチュウは全世界で発音がピカチュウとなるように統一されています。

英語表記:Pikachu


ポケモンの中ではその人気ぶり故、進化を拒んだり、モンスターボールに入らなかったりとやりたい放題やっておりますが、ポケモン以外での活躍もすさまじいため、ついしょうがないかと思ってしまいます。

2003年にフォーブス誌が発表した[2002年に(世界で)最も稼いだ架空のキャラクター」の8位にもランクインしたほどのようなので。

○ライチュウ

図鑑No.026



重さ:30.0 kg 高さ:0.8 m

ピカチュウの進化形ですね。

ピカチュウより体色が濃くオレンジ色に、手足の先はさらに濃く茶色になる。ただ、腹部は明るい色を残す。尻尾は黒く、細くなったが、先端に稲妻型の部分を残している。雌雄の判別はその先端部が尖っているか()欠けているか()で可能である。色違いの個体の体色は、さらに濃いオレンジ色になる。
全身に微弱な電気が流れており、暗闇の中では僅かに発光していることが確認できる。頬は黄色く、「電気袋」はさらに高圧の電気を蓄えられるようになる。その量は機嫌にも関係し、多いほど攻撃的な性格になる。尻尾はアースの役割を果たし、自分で蓄電量を調節して気持ちを静める行動も見られる。また逆に、尻尾を立てることで空気中の電気を集めることもできる。詳細は明らかにされていないが、巣を作ることは確認されている。その周辺の地面には、電撃による焦げ跡が見られる。
ポケモンwiki~

ピカチュウよりも外見が攻撃的な印象のものに変わり電撃技自体も強力になった感じですね

初代ポケモンずかんの説明文には、強力になった電撃を表すために以下の説明があります。


「でんげきは10まんボルトにたっすることもあり ヘタにさわるとインドぞうでもきぜつする」


でも、10まんボルトってピカチュウも使えるようになるし、ライチュウに限ったことではないのではと思ってしまいます。



というかそんなことより、「インド象」って!!


ポケモンの世界には、ポケモン以外の動物もいるようです。


一応定義は異なっており、祖先といったものがなく、

「ある夜とつぜん、我々が知るそのままの形で、ぽん、と現れた」
ものがポケモンだそうです。


さて、ライチュウといえば、進化前のピカチュウ人気のため、最も不利益を被ったポケモンではないでしょうか。ゲームの中でピカチュウから進化させなかった人も多いかと思います。

また、アニメやピカチュウ版では進化を拒む設定となっているなど、制作側の意図的なものも感じます。

そんなライチュウにはアローラのすがたがあります。

サイコパワーを操る能力を持ち、その力で浮遊することができる。元の姿とは違い頬の電気袋から甘い匂いがするため、ここにサイコパワーを手にした秘密があると考えられている。
~ポケモンwiki~

サイコパワーを得たという設定でエスパーが追加されるようです。

そんなライチュウの名前ですが、こちらはピカチュウの恩恵?を受けており、ピカチュウ同様各国言語で発音が同じになります。


日本語:「雷:ライ」+「ねずみの鳴き声:ちゅう」 ⇒ 「ライチュウ」

英語:Raichu

ライチュウは大人気ピカチュウの進化版ということで、中々複雑な立場でありますが、いい意味でも悪い意味でもピカチュウの影響は大きそうですね。

2017年10月9日月曜日

図鑑No.023, 024 アーボ、アーボック

○アーボ

図鑑No.023



重さ:6.9 kg 高さ:2.0 m

見たまんま蛇のようなポケモンです。

 身を隠せる草が生い茂る場所に好んで生息する蛇ポケモン。 体は紫色で腹部側が黄色、頭部からやや離れた胴体に黄色の帯状の模様がある。 尾の先端はガラガラヘビの尾のような形状になっているが、あちらのように尾を震わせて音を鳴らす行動はしない。 
基本的には昼行性で、夜間は木の枝に絡みついたり自身の体をぐるぐると巻いて休んでいる。 とぐろを巻いて休むのは、危険を察知した時にとっさに頭を向けて威嚇を行えるようにするため。
 音や気配を消しての移動を得意としており、周囲の危険や獲物の匂いを舌先で感じ取って 背後から襲い掛かって丸呑みにする。 顎を自在に外せるので胴よりも大きな獲物も呑み込めるが、そうすると重さのせいで動けなくなってしまう。 捕食方法ゆえに毒はあまり使わないものの、毒自体はちゃんと持っている。 ただ、生まれたての頃はまだ毒を持っておらず、噛みつかれても毒にはかからない。 食性についてはポッポやオニスズメといった鳥ポケモンの卵を食べる事が確認されている。
~ポケモンwiki~

設定が蛇だけあってポッポやオニスズメの卵を食べるんですね。
他にも卵から生まれるポケモンはいますが、やはり現実と同様に鳥の卵を食べるようです。


名前の由来ですが、外見の蛇から来ているようです。

「ボア:boa」を逆から読んで「アーボ」

ボアとは蛇の分類で、ボア科の蛇の総称です。英米では大蛇の代名詞としても使われている言葉です。

英語版では、英語で蛇を表す「Snake」のアナグラムで「Ekans」というそうです。

○アーボック

図鑑No.024



重さ:65.0 kg 高さ:3.5 m

アーボの進化形ですね。

横幅が広がった腹部の不気味な顔のような模様が最大の特徴。 胴体はより太くなり、尾は普通の蛇のように真っ直ぐに変化している。 顔立ちも変化しており、口から牙が生え、瞳は丸くなり、舌は先端が二又に細長い形状に変化している。
 腹部の模様は主に威嚇に用いられ、大きく広げて模様を見せつけながら口から空気を漏らす音を立てることで敵を怯えさせる。 その威嚇に身を竦ませた獲物を、長い胴体で締め付けながら毒を与えて弱らせるのがアーボックの狩りの仕方である。 胴体の締め付ける力は凄まじく、ドラム缶程度なら締め潰すこともできるため、一度巻き込まれると自力では脱出は不可能と言える。
 腹部の模様は生息地域によってパターンが異なっており、現状では6種類ほどが確認されている。 その模様が放つ恐怖感は、弱いものはその模様を見ただけで即座に逃げ出すほどだが、 アーボックに気付かれ、ターゲットとして目をつけられたのなら一巻の終わりだ。 アーボックはとても執念深く、そのターゲットをどこまでも追い続けるためだ。横幅が広がった腹部の不気味な顔のような模様が最大の特徴。 胴体はより太くなり、尾は普通の蛇のように真っ直ぐに変化している。 顔立ちも変化しており、口から牙が生え、瞳は丸くなり、舌は先端が二又に細長い形状に変化している。
 腹部の模様は主に威嚇に用いられ、大きく広げて模様を見せつけながら口から空気を漏らす音を立てることで敵を怯えさせる。 その威嚇に身を竦ませた獲物を、長い胴体で締め付けながら毒を与えて弱らせるのがアーボックの狩りの仕方である。 胴体の締め付ける力は凄まじく、ドラム缶程度なら締め潰すこともできるため、一度巻き込まれると自力では脱出は不可能と言える。
 腹部の模様は生息地域によってパターンが異なっており、現状では6種類ほどが確認されている。 その模様が放つ恐怖感は、弱いものはその模様を見ただけで即座に逃げ出すほどだが、 アーボックに気付かれ、ターゲットとして目をつけられたのなら一巻の終わりだ。 アーボックはとても執念深く、そのターゲットをどこまでも追い続けるためだ。
ポケモンwiki~

典型的なコブラの外見ですね。

アーボックの設定も基本的には大蛇といった大蛇の設定なので特に特筆すべき点はなく、アーボの進化形ということに特に違和感がないです。



ただ、そんなアーボックにおいて特徴的なのは名前の由来でしょう。

外見的特徴はコブラに似ていますが、そのコブラを英語表記すると「cobra」となります。

それを逆から読んでみると・・・・

何と!「arboc ⇒ アーボック」となります。

「アーボ」、「アーボック」と言う組み合わせは、進化前後の名前としては全く違和感はありませんが、その由来がそれぞれ異なる蛇を逆から読んだ時の発音から来ているというのは驚きです。

最初に「アーボ」、「アーボック」どちらから思いついたかはわかりませんが、名前を考えたスタッフは素晴らしい感性を持っているのではないでしょうか。


英語版でも、「cobra」を逆から読んで微妙に調整し「Arbok」としており、
アーボもアーボックも蛇を逆から読んだものとなっていますが、特に名前に共通点はありません。

日本語版では、名前自体に共通項はあるものの、一見蛇とは全く関係が無いように思えますが、実はどちらも蛇を逆から読んだものであるというのが秀逸です。

アーボのアーボックの名前の由来が意外と凄い発想の元につけられていたということが分かりました。

どちらから先に思いついたんでしょうね??

2017年9月2日土曜日

図鑑No.021, 022 オニスズメ、オニドリル

○オニスズメ

図鑑No.021



重さ:2.0 kg 高さ:0.3 m

名前はスズメと付いておりますが、外見的にはカラスの方が近いようなポケモン

短く小さな翼をせわしなく羽ばたかせて飛ぶ小鳥ポケモン。逆立った頭部の羽や胸の羽、尾羽は茶色だが、翼の上部は真っ赤、下部はピンクで鮮やか。脚やくちばしもピンク色をしている。腹部は灰色で、黒い横縞模様が入っている。後頭部から背中にかけては真っ黒。外見上の雌雄差は見られない。色違いの個体は後頭部から背中にかけての黒い部分を除き、全体的に黄色い。
縄張りを守るため、猛スピードで飛びまわっている。ただし、高く飛ぶのは苦手である。甲高い鳴き声は、1キロメートル先まで届くほど。その声があちこちで聞こえるのは、仲間に危険を知らせる合図を送っているときである。短いくちばしや羽で草むらの虫を追い出して、ついばむ。
~ポケモンwiki~

普通に鳥の設定のポケモンで特にこれといった設定はありませんね。

オニスズメといえば、初代ポケモンでは序盤に遭遇するひこうタイプの技を覚えているポケモンとして重宝しましたね。

ポッポは序盤では捕獲した段階ではひこうタイプの技を覚えていないため、レベルを上げる必要があり手間でしたから。

名前の由来ですが、「オニスズメ」はシンプルです。

「鬼」+「スズメ」 ⇒ 「オニスズメ」


英語名は下記のようになっています。


「spear:槍」+「sparrow:スズメ」 ⇒ 「Spearow」

槍っぽさはあまり感じませんが、特段変わった名前でもないですね。



○オニドリル

図鑑No.022



重さ:38.0 kg 高さ:1.2 m

オニスズメの進化形ですね。

進化前の4倍の大きさに成長し、細長い首に巨大な翼、4本指の足と身体の構造も変化している。赤い鶏冠が生えた頭部、全身は茶色の体毛に覆われ、背中を白い羽毛が覆っている。上部が特に発達している細長いくちばしは、器用に動かして水や土の中の獲物を摘み取る他にも、武器として使っており、その鋭さと長さはバトルにおいて要注意とされている。非常に高いスタミナを持っており、一度飛び立つと丸一日は休息なしで飛行出来る。飛行時の上昇も高く、危険を感じた時の避難や急降下攻撃の際に活用されている。カントー地方では野生での生息圏が人里い近いためか、昔から存在と生息が知られている。
ポケモンwiki~

オニスズメが苦手としていた高く飛ぶこともできるようになったようである。

・・・・


オニスズメもしかりであるが、驚くほど特徴がない。

オニスズメは普通の鳥、オニドリルは少し大型の鳥と考えると、その説明ですべてを網羅してしまうような、ザ・普通、である。


名前の由来も微妙です。

「鬼」+「ドリル」


オニスズメのオニ要素だけが残ってしまったような感じです。


どちらかといえば、鳥という点でスズメの部分のほうが重要な気がしますが・・・


もはや「オニドリル」という名前だけだとどんなポケモンか想像しにくいですね。



その点英語版のほうが分かりやすいです。


「fear:恐怖」+「sparrow:スズメ」 ⇒ Fearow

ちゃんと原形の鳥要素残っていますから。



設定等地味な印象が拭えませんが、頑張って存在感を出して欲しいですね。

2017年8月1日火曜日

図鑑No.019, 020 コラッタ、ラッタ

○コラッタ

図鑑No.019



重さ:3.5 kg 高さ:0.3 m

ポッポ同様、初代ポケモンで最初に遭遇する可能性のある野生のポケモン。


ネズミの容姿をしたポケモン。体色は鮮やかな紫色で、足先や、腹部から鼻先にかけては明るく白い。瞳は赤い。尻尾の先がくるりと丸まっている。♀に比べて♂はひげが長い。色違いの個体は、体色がくすんだ黄色で瞳が青い。
 体格は小さくすばしっこい。長く鋭い2本のキバで何でもかじる雑食性で、1日中 餌になるものを探しまわる。キバは生涯伸び続けるため、硬い物をかじることで削って手入れをする。また、生命力が高く、生息地を選ばず巣を作り、多くの子供を産む。寝ているときでも大きな耳を動かして音を聞き、周囲への警戒を怠らない。
 アローラのすがたのコラッタは、体色は今までの紫色から黒を基調としたものに変わる。白くなっている部分は変わらないが、境目の部分は雲状のような形になる。瞳は赤い。鼻の部分から黒く太いひげが伸びており、こちらは♂と♀で長さは変わっていない。色違いの個体は体色が暗い赤基調で瞳の色は変わらず赤い。後ろ足が発達しており、ゲーム内では2本足で立つ姿で登場する。
 通常の姿と違い、こちらは日が暮れると活動を始める。アンテナのようなヒゲをひくつかせて餌を探し出し、前歯で民家のドアをかじって侵入し盗んでいく習性がある。親分のラッタのためにより良い餌を求めて夜の街を駆け巡る。 
~ポケモンwiki~

見た目通りのネズミの設定ということはわかったのですが、気になる単語が混じってますよね?

「アローラのすがた」?

初代ポケモンやポケモンGOしかプレイしたことないような人たちは当然知らないですよね。

ポケモンは初代は「カントー」次作は「ジョウト」といった地方ごとの設定があるが、「アローラ」というのは地方の名前で、アローラ地方の環境や文化に影響を受け姿を変えたポケモンのことを指すようです。

因みに変化した姿は「リージョンフォーム」という名前がついています。

○アローラコラッタ


ヤングースとの縄張り争いの結果、夜行性となり都市部に住み着くようになった。元の姿ではなんでも食べていたが、アローラの姿は鮮度の良いものや美味しいものしか食べない。 
                           ~ポケモンwiki~

どうやら「ヤングース」と呼ばれるコラッタと縄張り争いをするポケモンが登場するようですね。

アローラ姿のコラッタは鮮度の良い物しか食べないなどグルメになっているようです。



名前の由来はシンプルです。

「小」+「ネズミ:rat」 ⇒ 「コラッタ」


因みに英語版では下記のようになってます。

「rat:ネズミ」+「attack:攻撃」 ⇒ Rattata


○ラッタ

図鑑No.020



重さ:18.5 kg 高さ:0.7 m

コラッタの進化形ですね。

コラッタの進化形のねずみポケモン。身体は大きくなって丸まり、上2本だったキバは下にももう2本生える。紫色だった体色は黄土色に、真っ白だった腹部は黄色にと大きく変色する。♂はひげが長く、♀は短いのはコラッタと共通である。色違いの個体は、腹部がオレンジ色で、腹部が白く、色合いは本来のものと似ているもののそのコントラストがよりはっきりとしている。
後ろ足の3本指に付いた小さな水かきを利用して、川を泳いで渡ったり、水中の獲物を狙ったりする。伸び続ける大きな前歯を削るために硬い物をかじる習性がある。それは分厚いコンクリートも簡単に削るほどで、時にはコンクリート製のビルを倒壊させてしまうこともある。
アローラのすがたのラッタは通常の姿と大きく異なり、頬が膨らみ一回り太った外観になった。色は黒基調で、腹部は茶色、境目部分がギザギザ状の模様になっている。ヒゲの長さは♂と♀で変わらない。
コラッタを率いてグループを作っている。グループそれぞれにテリトリーを持っており、餌を巡って抗争になることもある。また、餌の味や鮮度にとことんこだわっており、ラッタが潜んでいるレストランはアタリと言われるほどである。鮮度の良いものや美味しいものしか食べない。
ポケモンwiki~

コラッタ同様ネズミの設定ですが、ラッタのほうがより狂暴そうな外観となっています。

ラッタに関しても、アローラのすがたがあるようです。


○アローララッタ

コラッタと同様、夜行性で都市部に生息。高カロリーなものを食べているため重さが大幅に増えている。食材の目利きに優れており、一部レストランでは料理の味見などに利用している。

~ポケモンwiki~

なんとコラッタにもまして、グルメになっていますね。
一般的に食堂やレストランではネズミは忌み嫌われることが多いですが、アローラ地方では、グルメネズミとして認知されているようです。


そんなラッタさんですが、なんと死亡説があるのです。


というのも、ゲーム内で主人公のライバルは最初のほうではラッタ(又はコラッタ)を使ってくるのですが、ある時からラッタを使ってこなくなります。


それがポケモンタワーでの対戦の時です。


ライバルはほとんどポケモンを入れ替えずに使っているため、ラッタがいなくなったことに違和感を感じた人も多いでしょう。


また、ポケモンタワーという場所は、亡くなったポケモンを供養するお墓のような場所です。そこでライバルと会うと、下記セリフを言われます。

「なにしに きたんだよ? おまえの ポケモン しんだのか?」


このことからも、ライバルも死んだポケモンに会いに来た可能性が高いです。

そして死んでしまったポケモンというのが、突然スタメンから外れてしまったラッタさんではないかと言われています。

何とも切ない説ですね。



名前の由来ですが、ラッタはそのまんまです「rat:ネズミ」からきています。


ただ、英語版は少し複雑で下記のようになります。



「rat:ネズミ」+「eradicate:根絶する、一掃する」+「masticate:噛む」
                   ⇒ 「radicate