2017年7月31日月曜日

図鑑No.016~018 ポッポ、ピジョン、ピジョット

○ポッポ

図鑑No.016



重さ:1.8 kg 高さ:0.3 m

初代ポケモンで最初に出会うこともあるポケモンです。


森や林、草むらなどの草木が生い茂り、身を隠しやすい所に多く分布している鳥ポケモン。体色は頭部、背中側と羽の上側、尾羽が茶色で、眉と腹側、羽の下側がクリーム色、足とくちばしが薄いピンク色をしている。また、目元から頬にかけて鉤状の黒い模様がある。外見上の雌雄差は見られない。色違いの個体は、全体的に黄みがかっている。
温厚で非好戦的な性格。身に危険が迫ると羽ばたいて砂煙を起こす事で身を護る。小さい虫などを食料としており、虫を見つける際にも砂煙を用いている。くちばしの小ささとこの習性のためか、つつくなどのくちばしを用いた飛行技は覚えず、翼を用いた技や風を起こす技を得意としている。また、方向感覚が優れており、どんなに遠い場所でも自分の巣まで迷わずに帰ることが出来る。
~ポケモンwiki~

可愛らしいハトのようなポケモンですね。サイズも違和感ないです。

また、鳥らしく小さい虫を食料としているようですが、小さい虫であるため、キャタピーやビードルを食べるわけではないと思いますが。


名前も、鳩の鳴き声が由来となっているようです。日本では「ハトポッポ」と言うこともありますから馴染みやすいですね。


英語では、なぜかセキセイインコが合わさった名前となっています。


「pigeon:鳩」+「budgie:セキセイインコ」 ⇒ pidgey



○ピジョン

図鑑No.017



重さ:30.0 kg 高さ:1.1 m

ポッポの進化形ですね。

身長はポッポの3倍以上にもなる。トサカも大きく赤く成長し、茶色だった尾羽は鮮やかな赤と黄色に変色する。外見上の雌雄差は確認されていない。色違いの個体は、ポッポのときと同じく全体的に黄みがかっている。
進化前のポッポと比べて、体力があり、好戦的な性格である。巣の周り100km以上を縄張りとし、その上空をゆっくりと周回して、侵入者の見廻りや獲物探しをしている。タマタマは獲物の1つである。視力が良く、わずかにでも動いた獲物を見逃さない。鋭く発達した爪を食い込ませ、その動きを封じて仕留める。
名前のピジョンは英語で「鳩」の意。
ポケモンwiki~

ポケモンの世界がどれだけのサイズかわかりませんが、巣の周り100 kmが縄張りって広すぎません?

日本は東西、南北それぞれ約3000 kmありますが、日本の広さで考えてお縄張りを維持するにのは非常に大変です。

というか異常に数が少なくない限り、縄張りは守れないと思います。

侵略し放題ですね。

流石に設定がやりすぎてしまっている感は否めませんwww。



また、それ以上に見逃せないのが「タマタマは獲物の一つである」という文言です!


えっ!!!ポケモンってポケモン食べるの?


と思った方もいると思いますが、

ポケモン間で捕食することがあることがはっきりしましたね。

そう考えると、ポケモン同士のバトルは成立するのでしょうか?下手したらバトル中に食べられることがあるのかと思ってしまいます。

というか、そもそもピジョンとタマタマのように捕食者と獲物の組み合わせのバトルでは、獲物側が勝つのは難しそうですね・・・


ピジョンの名前の由来はwikiの紹介にもあったように鳩です。

英語の名前は発音がピジョットとなっており、ややこしいです。


「鳩:pigeon」+「Otto:オットー・リリエンタール」 ⇒ 「Pidgeotto」


ところで後半部分の「オットー・リリエンタール」って何だ?

と思った人もいるかと思いますが人名です。
ドイツで航空関係の学問の発展に貢献した人のようです。

○ピジョット

図鑑No.018



重さ:39.5 kg 高さ:1.5 m

ピジョンとは色の部分で異なりますがそれ以外の大きな変化はなさそうですね。

ピジョンの進化形で、ポッポの最終進化形。頭部の羽が長く成長し、赤単色だったその羽の色も、中央部は黄色、側部は赤の鮮やかな二色に変化する。一方で尾羽は赤単色になる。外見上の雌雄差は見られない。色違いの個体は、ポッポ・ピジョンのときと同じく全体的に黄みがかっている。
 光沢のある羽の美しさで有名な鳥ポケモン。特に頭部の羽の美しさは、多くのトレーナーを魅了している。飛行能力にも長け、マッハ2ものスピードで空を飛びまわる報告もある。また、胸の筋肉が発達しており、ピジョットが羽ばたくと大木もしなるほどの強風を巻き起こす。食性についてはその1つに魚ポケモンが報告されている。水面すれすれを滑るように飛び、優れた視力で見つけたコイキングなどを大きな爪でわしづかみにする。

~ポケモンwiki~

ピジョットもピジョン同様にポケモンを捕食するようで、コイキングが餌食となるようです。

コイキングを見つける際に「優れた視力で」とありますが、コイキングは90 cmもあるので、普通の視力でも十分見つけられるように感じますが、ポケモンの世界ではサイズ感が現実とは異なるのかもしれません。

名前の由来ですが、英語版ピジョンとは微妙に異なるようです。

「鳩:pigeon」+「オウム:parrot」+「ジェット:jet」
 ⇒ 「ピジョット」


英語版はもう意味が分かりません。

「鳩:pigeon」 ⇒ 「Pidgeot」

日本人的な感覚で言うと「ピジョン:Pidgeotto」と「ピジョット:Pidgeot」の英語の発音区別するの難しいわって突っ込みたくなりますね。

もう少し工夫凝らしてくれとも思ってしまいます。

そんなポッポ~ピジョットですが、なんと、こちらもメガシンカできて、メガピジョットさんになります。

ただ、メガピジョットさん、wikiに説明がありません。他の情報を調べてみたところ下記のような特徴となるようです。


○メガピジョット

羽を中心に全身の筋力が大幅に強化された。羽に渡る栄養バランスが変化し、一部の羽色が変化した。
発達した強靭な羽から繰り出す突風は、巨木をへし折るほどの威力。伸びたトサカは敏感なアンテナの役割を果たし、飛行時の安定性が向上した。

情報が薄くて、wikiに載せる必要がないと判断されたのでしょうか。何となくかわいそうですね。

しかも、羽の形や色が微妙に変化しておりますが、大幅な変化はなさそうです。


2017年7月28日金曜日

図鑑No.013~015 ビードル、コクーン、スピアー

○ビードル

図鑑No.013



重さ:3.2 kg 高さ:0.3 m

キャタピー同様の、初代ポケモンの序盤で登場するポケモン。


濃い黄色の身体と、頭に生えた5cmの大きな毒針が特徴。鼻と足は薄紅色。キャタピーに比べて目立ちやすい体色は警告色の役割を果たしている。外見上の雌雄差は見られない。色違いの個体は全体的に明るい配色になっている。
食料の葉が豊富な森や草地などに多く生息している。普段は食料にしている葉の影に隠れながら暮らしているが、警告色を見せても襲い掛かる敵には頭部の毒針で身を守る。また、毎日自分と同じ重さ(3.2kg)の葉を食べる大食漢で、好物の葉を匂いで嗅ぎ分けるほどの嗅覚を持っている。
~ポケモンwiki~
ビードルもキャタピー同様、デカいです。

30 cmのイモムシがどんだけ怖いか・・・・・


しかも葉の陰に隠れるという設定ですが、30 cmの体を隠すとなると相当大きな葉が必要になりますね。


また、毎日 3.2kgも葉を食べるなんて、ビードルが大量発生したら地球の砂漠化が進んでしまわないか心配になります。

また、大量の糞もでると推定されるため、ビードルの生息域は人間にとっては過酷な環境になっている可能性があります。



名前の由来ですが、どうやら蜂からきているようです。

蜂の幼虫とは生態が異なるような気もしますが・・・。


「蜂:bee」+「針:needle」 ⇒ 「ビードル」


因みに英語版では蜂ではなくイモムシになってます。

「worm:イモムシ」+「needle:針」 ⇒ 「Weedle


○コクーン

図鑑No.014



重さ:10.0 kg 高さ:0.6 m

ビードルの進化形ですね。

立ち上がった黄色の体と大きな黒い目が特徴。外見上の雌雄差は確認されていない。色違いの個体は全体が緑がかっている。
ビードルがスピアーに進化するためになるサナギの状態がこのポケモンで、トランセルと同様に鋼鉄のように硬い殻で柔らかい中身を守っている。この殻は自力で強度を上げることもできるものの、強い衝撃に弱いため、襲われないように木々の枝の隙間や葉の裏などに身を潜ませ、じっと耐えることで進化の時を待つ。この際、体内は進化の為の準備で活発に動いており、体温がかなり高い。トランセルとは違い、多少ながら動く事ができ、襲われた際には毒針を出して外敵を追い払う。
ポケモンwiki~

また、サナギ設定です。トランセルと設定が近すぎるため、どちらか一方だけで良かったのではないかと思ってしまいます。

少し動ける分コクーンの方が周囲の状況に対応できそうですが、正直どんぐりの背比べ感はぬぐえません。


名前の由来は、「繭」の英訳「cocoon」をカタカナ表記しただけですね。

英語表記も「cocoon」が由来となっているようですが、はなぜか少しだけ変化させており「Kakuna」となっています。

日本人がcocoonをネイティブっぽく発音したような名前ですね。何となくかっこいいです。


コクーン ⇒ カクーナ



○スピアー

図鑑No.015



重さ:29.5 kg 高さ:1.0 m


コクーンの進化形であり、ビードルの最終進化形ですね。

コクーンの進化形であり、ビードルの最終進化形。円錐状の突撃槍を思わせる巨大な毒針の腕と赤く光った目が特徴。腕と足の本数(スピアーは二本足)以外は現実の蜂に酷似しており、体色は黄色で大きな腹部には黒い縞模様が見られる。外見上の雌雄差は確認されていない。
色違いの個体は、体色が緑がかった明るい黄色で、目は青い。
群れで巣を作って生活しており、縄張り意識が強く、近寄るだけでもかなり危険。機嫌を損ねると集団で一斉に襲い掛かってくる。飛行速度が速く、そのスピードで接近し、鋭い針で刺して即座に離脱、攻撃をかわす離脱戦法やぴったり相手について執拗に毒針を突き刺して弱らせる戦法を得意としている。
両腕と尻の三箇所に毒針があるが、尻の針が一番毒性が強い。

~ポケモンwiki~

人間の子供のサイズくらいの蜂といったところでしょうか。腕の外見以外は蜂で特に注目ポイントもありません。

名前の由来ですが、外見に由来する単語となっています。

「槍:spear」、「ミツバチ:Apisのアナグラム」 ⇒ 「スピアー」


アナグラムとかかっこいい由来となっていますが、個人的には後付けの匂いがプンプンします。

英語版も外見由来の造語です。


「bee:蜂」+「drill:ドリル」 ⇒ 「beedrill

ビードル~スピアーに関しても、キャタピー~バタフリー同様、実在する昆虫をモチーフとして巨大化させたポケモンで終わりかと思っていたところ、


なんと!!

スピアーもメガシンカするそうです。

○メガスピアー

スピアーがメガシンカした姿。全体的なフォルムがシャープになり、上の羽が分割されて6枚羽根に変化。腕の針が大型化と同時にフードが付いた他にも2本の足が黄色と黒の模様が付いた針に変化し、同じく大型化した腹部の物と合わせて5本もの毒針を携えている。
足の毒針が分泌する毒は即効性で敵の動きを止めるために使い、より強力になった尻の毒針で止めを刺す。

                                             ~ポケモンwiki~

メガシンカは「御三家」のようにある種特別なポケモンのみかと思っていたのですが、スピアーも該当するようです。

実は特別なポケモンなのでかもしれませんね。


2017年7月25日火曜日

図鑑No.010~012 キャタピー、トランセル、バタフリー

○キャタピー

図鑑No.010



重さ:2.9 kg 高さ:0.3 m

「御三家」の次に図鑑に登場するポケモン。


アゲハチョウの幼虫に似た、大きな眼と緑色の皮膚の外見と頭部の赤いY字状の触角が特徴。上側の緑色の皮膚にはクリーム色の輪の模様がそれぞれの節毎に入っている。地面に接する下側の皮膚と足はクリーム色。外見上の雌雄差は確認されていない。色違いの個体は皮膚が明るい黄色。

緑色の皮膚は葉や草の中に潜り込むことで周りの色と同化して、敵から身を隠す保護色となっている。万が一見つかってしまっても、触角から強烈な悪臭を放って撃退する。足は吸盤のような作りになっており、これによって傾斜のある坂や壁を進むことができる。その足で木に登り、自分の体以上の葉を食べ尽くす。脱皮をしながら成長して大きくなり、十分な大きさになると口から糸を出して自分に掛け、サナギの状態であるトランセルへと進化する。

食性は前述した通り草食で、木々の葉を主に食べるが、「べにつぼみ」と呼ばれる椿のような花が好物。
~ポケモンwiki~

アゲハチョウの幼虫に似ている、と説明分でもあるように、外見、設定ともアゲハ蝶の幼虫と似通っています。

実際のアゲハ蝶の幼虫も、頭部と胸部の間に「臭角」という1対の角を持ち、この角の表面から分泌されるからテルペノイドを主成分とした強い臭気で外敵を撃退するそうです。


外見、設定とも実在する昆虫をモチーフとしているので、特に変わった点はないかと思いきや、キャタピーには大きな残念ポイントがあります。


それは体調



0.3 m(30 cm)もあるんです・・・・・・



現実のアゲハの幼虫(5 cm程度)を見ても、人によっては気持ち悪いと感じてしまうのに、30cmって!


森にいって大量発生していたらトラウマになりそうですね。


他のポケモンと対等に戦闘できるようにするためにはある程度の大きさは必要ですが。




名前の由来は、「caterpiller:イモムシ」をカタカナ表記したような名前ですね。


英語名も「Caterpie」と日本語名に寄せたようなつづりになっています。



○トランセル

図鑑No.011



重さ:9.9 kg 高さ:0.7 m

キャタピーの進化形でサナギのような形というサナギです。

上に反り返った緑色の体が特徴。外見上の雌雄差は確認されていない。色違いの個体の体はオレンジ色をしている。 
キャタピーがバタフリーに進化するためになるサナギの状態がこのポケモンで、鋼鉄のように硬い殻で柔らかい中身を守っている。この殻は自力で強度を上げることもできるものの、強い衝撃に弱いため、極力移動せずに襲われないようにじっと耐えることで進化の時を待つ。
ポケモンwiki~

ようやく正当な進化というプロセスを飾ったポケモンが登場しましたね。

幼虫 ⇒ サナギ ⇒ 成虫

ただ、サナギは基本的には動けないので、攻撃手段がなくレベル上げで非常に苦労するポケモンであるため、ひたすら固くなって防御力を上げていた人も多いのではないでしょうか。

名前の由来は、サナギの特徴に由来したようになっています。

「transformation:変態」+「shell:殻」+「cell:細胞」

英語表記も、単語自体は大きく異なりますが、意味は近いものとなっています。

「metamorphosis:変態」+「pod:繭」 ⇒ 「Metapod」


○バタフリー

図鑑No.012



重さ:32.0 kg 高さ:1.1 m


トランセルがの進化形。ようやく蝶になりましたね。

トランセルの進化形であり、キャタピーの最終進化形である。モンシロチョウのような白く大きな羽が特徴。ただ、モンシロチョウよりも羽の黒い筋がはっきりとしている。大きく赤い複眼に小さいながらも手足が付いている。雌雄は、♀にだけ下の羽に紫の模様があることで判別が付く。色違いの個体は、複眼が鮮やかな緑色をしている。また、本来青い手・足・口元が赤く、羽も赤みがかっている。
 細かく素早く羽ばたくことで、羽に纏われた毒性の強い燐粉を風に乗せて飛ばして身を守る。また、この燐粉の高い撥水性(水をはじく力)があり、雨の中での飛行を可能にしている。
 花の蜜が好物で、風で飛ばされてくる花粉から、10km圏内の花のある場所を探し出すことが出来るだけでなく、その花の種類も識別できる。蜜のある花を見つけると足に生えた産毛に蜜を塗って巣に持ち帰る習性を持つ。

~ポケモンwiki~

キャタピーはアゲハ蝶の幼虫に似ていましたが、バタフリーはモンシロチョウに似ているようです。

また、設定も基本的には蝶々だと思うのですが、なんと、実はあるポケモンと進化の設定を間違えてしまったのではないかという説があるのです。


そのポケモンとは・・・



モルフォン



なぜ、そのような説がまことしやかに流れているかというと、外見上の特徴が最も大きな理由となります。


・コンパンとバタフリーに共通の赤い目、触覚が似ている

・キャタピーとモルフォンの触覚が似ている



逆になった理由としては様々な説があるようですが、単純に「ミス」というのが最も有力な説のようです。


「ミス」説が有力なのは、モルフォンは「蛾」という設定となっていますが、元々「モルフォ蝶」という蝶をモチーフにしたポケモンだったのではないかといった説のためです。


 ⇒モルフォンはモルフォ蝶をモチーフにしていた

 ⇒製作者がバタフリーとモルフォンのグラフィックを間違えた
 ⇒モルフォンは蛾という設定に変更


真相は不明ですが、中々説得力があるような説のようにも思えます。

だからなんだと言われたらそれまでですが、注意深く観察していると他にも気になる点が出てくるかもしれませんね。


名前の由来ですが、自由な蝶の英語からくる造語になっており、英語も同様です。


「蝶:butterfly」+「自由:free」
 ⇒  「バタフリー」

                    「Butterfree」

2017年7月24日月曜日

図鑑No.007~009 ゼニガメ、カメール、カメックス

○ゼニガメ

図鑑No.007



重さ:9.0 kg 高さ:0.5 m

フシギダネ、ヒトカゲ同様
初代ポケモンで、最初にオーキド博士からもらえるポケモン、いわゆる「御三家」のうちの一つである。



立ち上がったカメのような姿のポケモン。全体的に丸みを帯びた甲羅と丸い尻尾を持つ。体色は薄い水色で、甲羅は背中側が茶色、腹部側がクリーム色。外見上の雌雄差は確認されていない。色違いの個体は、体色がさらに明るい水色で、甲羅は背中側が鮮やかな緑色、腹部側が明るい黄色。
 生まれた直後の甲羅は柔らかいが、空気に触れると、初めは弾力性を持っていた甲羅が次第に硬く頑強になっていく。甲羅の丸みと溝には水の抵抗を減らす効果があり、そのおかげでゼニガメは水中を素早く移動できる。ピンチになると手足を引っ込めて身を守り、隙が出来たところを攻撃する持久型の戦法を取る。
 甲羅は防御だけでなく、滑りながら全ての露出部を引っ込めた体当たりなどの攻撃にも使われている。
~ポケモンwiki~

ゼニガメに関しては、外見から亀をモチーフとしたことが容易に想像できますし、特に変わった設定もないので、フシギダネ、ヒトカゲと比較すると特徴がない感じですね。

名前に関しても、実在する「ゼニガメ」からそのまま来ている感じでひねりはないようです。

英語名についてもそこまでひねりはなく、ポケモン自身の特徴を反映させたような名前となっています。

「噴出させる、水鉄砲:squirt」+「カメ、ウミガメ:turtle」 ⇒ 「Squirtle」


さして特徴がないためか、当初、初代ポケモンはヒトカゲ、フシギダネのそれぞれのイメージカラーである、赤、緑バージョンのみの発売でした。

その後追加でゼニガメのイメージカラーである青が発売されましたが、なぜ御三家なのに、一つだけ異なる扱いなのか気になるところです。 

○カメール

図鑑No.008

重さ:22.5 kg 高さ:1.0 m

ゼニガメの進化形ですね。

進化前の倍の体格になり、目つきも精悍になっている。毛で覆われたふさふさの耳と尻尾が生えて、腹部側の甲羅の溝のパターンも変化している。体色は青色で、尻尾と耳は薄い青。外見上の雌雄差は確認されていない。色違いの個体は、体色が紫がかり、甲羅が緑色をしている。

特徴の耳と尻尾は、水中でのバランサーの役目を持っており、これを巧みに動かすことで高速で水中を移動する。「亀は万年」という言葉があるように、非常に長寿なポケモンとされている。そのご利益のためか、バトル目的ではないペットとしてもお年寄りを中心に人気が高く、尻尾は長生きのシンボルとして知られている。また、長く生きたカメールの背中にはコケが付着するようになり、尻尾の毛も深い色合いになってゆく。
ポケモンwiki~

ここで、なぜか毛で覆われたふさふさな耳が生えてきて、本来の亀から若干遠くなりました。
しかし、ここで「亀は万年」という設定が出てきます。この設定はゼニガメでも良かったのではないかと思ってしまいます。

ただ、一つ気になることが・・・・


カメールは長寿となっていますが、ゼニガメやカメックスは長寿ではないのか?

ポケモンの世界では、進化後のポケモンの子供が進化前のポケモンとなります。
ゼニガメを進化させずにいたらカメールほど長生きしないのでしょうか???

ゼニガメやカメックスについて言及がないのでわかりませんが、気になってしまいます。



名前は外見の特徴の一つである尻尾が入ってきます。


「カメ」+「甲羅:mail」+「尻尾:tail」 ⇒ 「カメール」



英語名は、目つきが精悍になったせいか、好戦的な単語が入ってきます。


「war:戦争」+「tortoise:(リク)ガメ」+「turtle:(ウミ)ガメ」 ⇒ 「Wartortle」


ただ、そこまで意表をつく名前の由来とはなってないですね。



○カメックス

図鑑No.009

重さ:85.5 kg 高さ:1.6 m


カメールの進化形。ついに普通の進化じゃ考えられないような物背負っちゃいましたね。

カメールの進化形であり、ゼニガメの最終進化形である。後ろ肩部の甲羅から生える2本のロケット砲が最大の特徴。このロケット砲は普段は甲羅の中に格納されているが、ハイドロポンプなどの水流を放つ技を使う際に展開される。カメールのときに生えていた耳と尻尾の毛はなくなったほか、顔つきや体格が大幅に変化し、あごは太く口元も前方に伸び、腕と足は非常に太くなり、胴体も横に大きくなった。外見上の雌雄差は見られない。色違いの個体は、体色が紫で、甲羅が緑。

身長自体はカメールよりも0.6m大きいが、体重はカメールの約4倍の85.5kgと重くなっている。これはロケット砲の発射の反動に耐えるように成長したためである。ロケット砲から発射される水流の威力は凄まじく、分厚く造られた鉄板を貫通するほどであり、狙いも正確。また、ロケット砲以外にも甲羅の各所に噴射口があり、そこから水流を出して突っ込むこともある。

~ポケモンwiki~

ゼニガメ、カメールと御三家の設定の中では地味な印象がありましたが、カメックスがついにやってくれました。

ロケット砲って!


進化の過程でどんな状況ならロケット砲必用になります?
食料が飛行性で撃ち落とす必要があったのでしょうか。急に人為的な介入が疑われるようなフォルムとなるため、驚きを隠せません。

また、意外とスルーされがちなのが体重。

フシギバナ:100.0 kg
リザードン:90.5 kg
カメックス:85.5 kg

その重厚な見た目とは裏腹に、御三家の中で一番軽い。百歩譲ってフシギバナより軽いのは良しとしても、空飛べちゃうリザードンより軽いってのはどうなの?

しかも、「ロケット砲の反動に耐えるため重くなった」という、御三家の中で唯一設定に体重が関与しているポケモンにも関わらず。

これまでの流れだと、

 ・フシギバナ ⇒ メガフシギバナ(1種類)
 ・リザードン ⇒ メガリザードンX, Y(2種類)
 ・カメックス ⇒ メガカメックス、3種類?

となりそうなものである。

ところがどっこい、カメックスはメガカメックス1種類のみでした。

○メガカメックス
メガシンカした姿のメガカメックスは、甲羅に付いていた2本のロケット砲が無くなった代わりに、さらに巨大な1つのロケット砲が甲羅の背面から頭上にかけて備わる。その威力はさらに増し、狙いもより正確になった。また、腕にも防御のための甲羅と、攻撃のためのロケット砲が備わる。

                                             ~ポケモンwiki~


ロケット砲がより強力そうな形になりました。

なぜカメにロケット砲との疑問はぬぐえませんでした。


2017年7月16日日曜日

図鑑No.004~006 ヒトカゲ、リザード、リザードン

○ヒトカゲ

図鑑No.004



重さ:8.5 kg 高さ:0.6 m

フシギダネ同様、初代ポケモンで、最初にオーキド博士からもらえるポケモン、いわゆる「御三家」のうちの一つである。


直立した恐竜のような身体と、尻尾の先端から燃えている炎が特徴。体色はオレンジ色で、腹部から尻尾の下側にかけては薄いクリーム色である。外見上の雌雄の差は確認されていない。色違いの個体は、体色がより明るい黄色である。尻尾の炎は生まれたときからあり、この炎が消えてしまうと死んでしまう。そのため、ヒトカゲの体調を図るバロメーターにもなり、元気なときには多少の水にも耐えられるほど燃え盛り、逆に元気がないと弱ってしまう。また、炎は気分によっても変化し、楽しいときは「ゆらゆら」と炎の先端が揺れるが、怒ると「めらめら」と激しく燃え盛る。
~ポケモンwiki~

いやーすごい設定出てきましたね。

「しっぽの炎は生まれたときからあり」って!


当然、本体は燃えないとしても、生まれるときの卵も全く影響を受けないって事ですね。

常に炎がともっているというのは燃焼効率があり得ないほど良いんでしょうね。常に火を付けるのにはどれくらいのエネルギーを消費するかわかりません。

さて、この常にともっている炎は実際の生活にどのような影響を与えるが考えられるでしょう。


○メリット

・電灯代わりに灯として使用
・炎として暖炉の代わりや料理に利用

○デメリット

・火を消せないため、夜寝る時も明るい
・可燃性のものの近くにはうかつに近寄らせられない
・特定の環境下でしか飼育できない(屋内飼育は困難、森でも火事のリスクあり)

メリット、デメリットについては項目を細分化すればまだまだありそうですが、凡そは上記の項目といったところでしょうか。


どちらかというとデメリットのほうがメリットを上回りそうですね。


まだ電気や火がない時代では重宝しそうですが、普通にポケモンの世界では電気も火もありそうですしね。


名前の由来ですが、「ヒトカゲ」の場合はシンプルです。

「火」+「トカゲ」 ⇒ 「ヒトカゲ」


因みに英語版では下記のようになってます。

「char:焦がす」+「salamander:トカゲ」 ⇒ 「Charmander

フシギダネの時と異なり、日本語とリンクしていますね。「火」の部分を火の機能?の一部に焦点を当てた「char:焦がす」としておりますが、

語呂的にもトカゲ:Salamander⇒Charmanderなので言いやすくていいですね。
ただ、Salamander自体に。「火トカゲ」といった意味もあるようなので、そのまんまでも良かったかもしれませんね。


○リザード

図鑑No.005



重さ:19.0 kg 高さ:1.1 m

ヒトカゲの進化形ですね。

進化前の倍の大きさになり、つぶらだった目も一転して精悍な目つきになっている。頭には角が一本生え、腕やツメも長くなり、より攻撃的になっている。体色は赤で腹部と尻尾の下側はヒトカゲ同様白い。外見上の雌雄差は確認されていない。色違いの個体は、体色が明るい黄色である。
進化によって勢いを増した炎のように闘争心が強く、常に強い相手を探している。興奮度が頂点に達すると尻尾の炎が青白く燃え、口からも青白い炎を吐き出すことがある。戦い方も荒々しく、尻尾やツメ、吐き出す炎で相手を圧倒する。かと思えば、尻尾を振り回して熱風を起こすことで周囲の気温を上昇させて、相手の体力を消耗させる戦法を取ることもある。
ポケモンwiki~

ヒトカゲの時は可愛らしいマスコット的な外見でしたが、リザードはずいぶん精悍な顔つきになっていますね。

闘い方として気になるのは、「熱風で周囲の気温を上昇させて相手の体力を消耗させる」
といった戦法をとることでしょうか。
季節や地域によっては有効かもしれませんが、スカッとしていないというか、少し地味な戦法をとるんだなと思ってしまいます。

名前の由来は、「トカゲ」の英訳「lizard」をカタカナ表記しただけですね。

ただ、英語表記がまた変わっています。


「char:焦がす」+「chameleon:カメレオン」 ⇒ 「Charmeleon

ここでまさかの「カメレオン」登場しました。
カメレオン要素はなかったように記憶していますし、外見もカメレオンを連想させるには少し無理があるような気がします。
ここら辺の発想が飛躍する感じが凄いですね。


○リザードン

図鑑No.006



重さ:90.5 kg 高さ:1.7 m


リザードの進化形。リザードよりさらに精悍な感じですね。

リザードの進化形であり、ヒトカゲの最終進化形。背中に翼竜を彷彿とさせる大きな翼が生え、リザードのときに生えた角も2本に増える。顔つきや体つきも変化し、口元が前方に伸び、首と尻尾が長くなり、腹部が大きく貫禄が出た。瞳の色は青。リザードのときには顕著だったツメが短くなった代わりに指が長くなり、物をつかめる形になった。その風貌は西洋の竜を思わせる。外見上の雌雄差は確認されていない。色違いの個体の体色は、ヒトカゲ・リザードの黄色から一転、黒色になる。翼の内側と瞳は鮮やかな赤い色をしている。

闘争心が強く、その飛行能力で強い相手を求めて移動する。同時に誇り高く、弱い相手には最大の武器である炎を向けない。背中の翼による飛行能力は高く、地上1400メートルで飛行可能。炎は非常に高温で、岩を焼き、何でも溶かすほどだが、数多くの戦闘経験をつんだリザードンの炎は若い個体よりも強力。本気で怒ったリザードンの尻尾の炎は青白く燃え上がる。

~ポケモンwiki~

ここで注目すべきは、1.7 mとそれほどの大きさでないにも関わらず90.5 kgの体重で空を飛べるという点ですよね。
空中から落ちるだけでも相当協力な攻撃になると考えられます。しかも岩を焼ける炎も使えるって、攻撃面では物凄い協力に感じます。


因みに、リザードンとサイホーンの鳴き声は全く同じだそうです。

初代ポケモンでは151匹のポケモンに対して30種類の効果音(鳴き声)で対応していたため、テンポ等で微妙に変えても限界があったようです。気になる人は聞き比べてみてください。



名前の由来ですが、「リザード」に「ン」がついただけです。

「トカゲ」の英訳「lizard」+「首領:don」または「ドン:恐竜接尾辞」
                    ⇒「リザードン」

英語版は下記のようになります。

「char:焦がす」+「lizard:トカゲ」 ⇒ 「Charizard

ヒトカゲの英語版と意味としてはほぼ同じですが、ヒトカゲの英語名が一番強そうな感じがしますね。

もちろん、ヒトカゲ~リザードンでは終わりませんよね。
フシギバナに「メガ」があったのですから、リザードンにもメガがあると思ったら案の定「メガリザードン」がいました。

ただ、フシギバナと同じと思ったら大間違いです。

なんと!!
メガリザードンはX, Yと2種類いるのです。


○メガリザードンX

より高温の炎を扱えるようになり、有り余る炎が口角から噴き出ている様子が見て取れる。肩にはそれぞれ2本の角が生え、より攻撃的なフォルムに変化している。配色は、色違いのリザードンのものと似ている。瞳は赤色で、体色は黒く、腹部は青白い色をしている。炎の色が色違いのリザードンとは異なり、より高温になったことで青く輝いている。色違いのメガリザードンXは、瞳は同じ赤色だが、体色が青みがかり、腹部は明るく白い色をしている。翼の内側や肩・頭の角の先端は赤く変色している。

                                             ~ポケモンwiki~

○メガリザードンY


新たに頭に生えた長い角が特徴的である。尻尾が長く伸びシャープなフォルムになった。腕にも翼を備えたほか、背中の翼もひとまわり大きく変化している。このことで飛行能力がさらに増し、地上1万メートルでも飛行できるとされる。配色は、本来のリザードンのものと似ている。瞳は青色で、体色はオレンジ、腹部は薄いクリーム色をしている。色違いのメガリザードンYは、色違いのリザードンのものに似ている。体色は黒く、腹部は白く、瞳や翼の内側は深い赤色になる。




                                             ~ポケモンwiki~

外見は、Xは黒、Yはオレンジと大きく異なっているようです。性能は、Xがさらに攻撃特化、Yが飛行性能向上による回避強化のようなイメージかと思いましたが、そうゆうわけでもないようです。

なぜ、フシギバナに比べてリザードンは種類が多いのでしょうか。
もしかしたら今後フシギバナも増えるのでしょうか?不思議ですね。